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地獄の共通プラットフォーム

携帯電話にも共通プラットフォーム化を進めようという動きが幅を効かせている。

開発にかかるコストを下げ、品質の向上が見込まれるということだが、果たして思惑通り行くだろうか?

というのも、最近の携帯電話開発では、ベースバンドチップから始まり、ミドルウェアや上位アプリ等、今でもかなりの機能が共通で提供されている。

ところが、それらの提供機能では実装に必要な要求が全て違うため、それを満たすため同じことをするAPIが複数存在することになってしまう。
具体例を挙げると、全ての機能(ブラウザ、メーラー、JAVA、BREW・・・)でキーイベントの通知方法が違っており、それぞれの機能が要求した通りにイベントを上げなければならない。

マネージメントの考え方次第だが、機能ごとにチームを分ける開発スタイルをとると、同じ機能に4倍のリソースが必要なことになり、ちっともコストダウンになっていない。
現にそんなプロジェクトを見たことがある。

さらにはメーカー間の特色が薄れ、Windows的になってしまう恐れがある。

機種間で操作を共通化することが、ユーザーのためになるというが、本当にそうなのか?

もっと使いやすいUIを追求する努力が、止まってしまうのではないかと心配だ。

携帯電話を利用した色々なサービスが提供される中、そのベースとなる携帯電話開発が、いろいろな面で曲がり角に来ていると実感する。

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ソフト屋さんのエトセトラというブログで、大変興味深いエントリがありました。 題し [続きを読む]

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