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具体的な対策を

昨日のエントリで紹介した、「みられまくっちゃ」について、各方面でネタにしているが、こちらでもコラムにしている。

ただ内容は薄っぺらで、定型句が並んでいる感じ。

・携帯電話のソフト不具合が頻発している
・最大の理由は、開発体制の構造的な問題
・進化のスピードも速く、プログラムの分量も増え、複雑性を増している
・状況を打開するため、共通化を進める

といった、およそ聞いたことのある話で、少なくとも私であればネタにもならないし、何の対策にもならない。

そもそも今回の問題は、進化のスピードではなく、進化する前のモジュールの話だ。
文字変換という、非常にテストの難しいところを、どうやって漏れなくテストをするか?
それを考えなければ、どのメーカーでも同じことが起きるだろう。

私も昔、ランダムにテンキーのキーコードを流し込み、適当に漢字変換をさせるプログラムを作って一晩動かしてみたが、意味のある語句にはほとんどならないので、果たしてテストとして効果があったのか不安だ。

今回の現象はフリーズなので、おそらく無限ループに陥ったものと推測されるが、文節変換処理は辞書データを元に、どこで分割するかを判断する。
可変長の文字と可変長の文字を、ループして文字コードを一つずつ比較しているのだろうが、そこらへんの判断文がまずかったのか。

ループの比較を、
while ( i == 10)
などど書いて、うっかりiが11になるような組み方をしてしまい、飛び出ちゃったのではないだろうか?
(私の実体験です・・・)

ちなみに、現状を打破するため共通化を進めているというが、共通化された部分の不具合は、それを使っている機種すべてに波及し、1000万台どころではない騒ぎとなる。

単に共通化するだけでは品質の解決にはならない。
むしろ、より一層の品質管理を行う必要があるのだ。

不具合の情報を持ち寄るなど、メーカーの垣根を越えた協力体制を組み、品質の向上につなげることが、真の共通化だと思う。


最後にこれは禁句であるが、あえて一言。
>社会インフラとしての自覚を
少なくともマイクロソフトよりは自覚してます。

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