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あなたが作ったわけじゃない

書店のビジネス書(でなくとも良いが)コーナーに行ってみると、
「xxを創(作)った男(女)」
「xxの未来」
なんて題名の本が転がっている。

有名なサービスについて、その代表者(?)が本を出しているわけだ。

いやいや、アンタが作ったんじゃないでしょう?
実際に作っているのは、末端のエンジニアでしょう。

確かにアイデアも出すだろうし、エンジニアの提案にGOを出す場合もある。
だけど、黙々と作業を続けてくれる人たちがいなければ、モノは出来なかったんだよ。


「こんな感じなんてどう?」
「ぎゃはは。それ面白いね。じゃ、そんな感じで出来る?」
という要求を仕様に落とし込み、既に決まっているハードウェア上で動かす為に、頭をひねる。

「アイデア出し」と称した飲み会?が広げられている時間にも、エンジニア連中はひたすら作っているのである。

打ち合わせの席等で、
「昨日の料理は・・・」
「カラオケが・・・」
などと言われれば、昨日その時間に働いているエンジニア連中にしてみれば、絶対に面白くない。

しまいには「オレが作った」と、本まで出されちゃねぇ。

あなた一人では何も出来ないし、あなたが人を動かした訳ではない。
記者会見の最後にでも
「開発した全てのメンバーに感謝」
とでも言えばまだ救われるのだが、それもない。

チームメンバーに酷いことをいう私でも、プロジェクト終了時の「ありがとうございました」は自然に出てくるぜ。
(また、その後ぶーぶー言い始めるのだが)

ましてビジョンを持って、それに向かって進もうとしている人たちが、実際に作り上げてくれている人たちを無視するとは、どういうことだ?

「オマエ、なんでこのプロジェクトにいるの」
「ん、他より金がいいからな」

モチベーションがそれくらいしかしないプロジェクトでは、未来は描けないよ。

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