« まさにこれです | トップページ | Oh! UFO »

あなたが儲けられるのは

モバイルで儲けようと脚光を浴びる起業家たち・・・

私はこういった記事を見るたび、心がざわめいてしまう。

アプリケーションで儲けようとするのは結構だし、いちばんユーザに近いところが脚光を浴びるのは仕方がない。
仕事としても面白いと思う。
 
でも、誰もモバイル端末そのものを作ろうはしない。

「だって、メーカーが作ってるでしょ」
「ベンチャーが出来る規模ではない」
「面白くなさそう」
など、色々意見がありそうだが、モバイルで儲けられるのは、必死になって端末自体を作っている大勢の人々や、ネットワークを途切れないように管理している人々が居るからなんじゃないかな?。

でも、こういった「起業家」たちからは、彼らに対しての感謝の言葉を聞いた事がないんだ。

その代わり、聞こえてくるセリフは、
「機種によって、動きが違うから困る」
「ソフトを統一しちゃえば良いのに」
という声がほとんど。

いや、まったくそのとおりで申し訳ないんだけど(笑)、国際間の話(BREWの親玉)まで大きなってるから、現場には絶望感が漂っている。

---------
話は逸れるが、auのBREWが制限を掛けているのは、理由は単純で、セキュアなプログラミングになっていないから。
入社2〜3年の、何も知らない連中が下回りを作っているので、穴を本気で探そうと思ったら相当見つかるのではないかな?
---------

もちろん、「起業家」たちも下回りが重要だと薄々は気がついているだろう。
フレームワークやミドルウェアを作ったりもし、「世界標準を」と鼻息も荒い。

しかし、いくら数人の頭の切れるヤツが、画期的なミドルウェア(ってどんなのかよくわからないけど)を開発し、それを標準化しようとメーカーに売り込んだとしても、受け入れ側ではそれをラッピングするモジュールが必要であり、受け入れ確認するチームが必要になる。

ドキュメントと実装が違う事が多く、試験仕様など不十分だったりして、そのフォローに時間を取られ、
「このミドル載せるのに、なんか意味あんの?」
という思いを抱きつつ、デスマーチ化して行く。

ホント、現場にはお先真っ暗の雰囲気が漂っていて、それが商品になるのだから、お客様に申し訳ないよ。


最後に、新たなサービスを始める際、それが世の中にどういった影響を与えるのか?
悪影響も含め、きちんと考えるのが企業というものだろう。

例えば本田宗一郎は、色々な気遣いを見せる方だった。

バイクで一般道を暴走する連中のために、サーキットを建設した。
自らの死に関しても、社葬なんか渋滞の元だから止めてくれ。
本社ビルも、地震のときガラスが飛び散らないように策をうて。

もちろん、それで全てが解決するわけでもないが、自分が働けるのは、いろんな繋がりがあって出来る事。

家族がいて、友人がいて、協力してくれる人がいて・・・。
もっと大きく言えば、地球があって宇宙があって、ということになる。

だから、儲ける話だけでなく、周りの取り巻く環境への話が欲しい。
気がついているなら、ね。

年3000時間働く、携帯開発のソフト屋さんからのお願い。

« まさにこれです | トップページ | Oh! UFO »

エンジニアのつぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/99166/16084417

この記事へのトラックバック一覧です: あなたが儲けられるのは:

« まさにこれです | トップページ | Oh! UFO »

Ad


2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

最近のトラックバック

無料ブログはココログ