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おどろきました

「ブラジルのフルーツは、すばらしくうまかった。」

たしか、「F1 走る魂」に、こんな一文があったと思う。
1987年、ブラジルグランプリでF1デビューとなった中嶋悟の、決勝当日朝の一コマを表したものだが、この一文だけでも、その豊富な取材量がわかる。


海老沢泰久氏死去。


ついこの間までトーチュウにコラムが載っていたので、まさかという驚きと、数少ない好きな作家が旅立ってしまったことに対する喪失感で、金曜日はガクッと来てしまった。

その徹底した取材姿勢から、「ホンダチームのNo.2」と誤解されるほどであったというし、それを余すこと無く作品に昇華する素晴らしさもあり、まるでその場にいるような臨場感があった。

F1や野球など、主役より脇役の人物を取り上げることが多く、そこもまたツボにはまる。
「帰郷」や「F2グランプリ」など、実際のエピソードをフィクションにした作品も秀逸。

短編は全体的に余韻の残る終わり方。というか絶望的というか虚脱感というかで好み。


・・・あぁ、自分の表現の無さが腹立たしい。
まぁとにかく、私のような人間にも読みやすく奥が深い彼の作品は、ぜひ皆さんにも読んで欲しいということです。

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